向寒の候、皆様におかれましては、
益々ご清栄の事とお慶び申し上げます。
シェルパ・インベストメントの川本でございます。

ここ不況の折、
今週の日本経済新聞の記事で
日本電産の永守さんの記事が出ていますので
あらためてご参照下さい。
その他永守さんの言葉を載せてお送りいたします。

ご一読頂けましたら幸いです。

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■逆風下の健闘企業  <日本電産>



米国発の金融危機、世界的な景気減速という逆風が企業に吹き付けている。

こうした厳しい収益環境の下でも、一部の企業は好業績をあげている。

「風がなくとも、たこが揚げられるように」――。

日本電産の永守重信社長は社内の年頭訓示で

「今年は不況になる」と宣言、売上高が伸びない環境下でも

利益を確保する体制づくりを強調した。

主力のハードディスク駆動装置(HDD)用モーターは

世界シェアが75%に達し、市場が落ち込む影響は大きいからだ。



同社は4月、社内にHDDプロジェクトチームを発足。

競合他社が大幅減益となる中、徹底した原価見直しで

18%の営業増益を確保した。



内製部分の拡大と原材料費の抑制の取り組みにおいて

中心となったのは2007年に買収したシンガポールのブリリアント社だ。

HDD用モーターのディスクケースの一貫生産が可能となった。

また、原材料費の削減では調達間隔を短期化した。

顧客との値決めは四半期ごとだが、原料となるアルミの購入は

週次で切り替えて利益を確保する。



もうひとつ大きいのがグループ会社の利益好転だ。

M&Aで傘下に入れた企業には原材料の共同購買や原価管理など

日電産流の経営手法を導入した。



景気減退でモーターを使うパソコンなどの需要は先行き不透明だが

日電産は2009年3月期に営業利益が前期比17%増の

九百億円と過去最高を見込む。



守永社長は「こういう時期にこそ強い企業が育つ」と強気の姿勢を崩さない。



(2008年11月26日の日本経済新聞より)

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■守永社長の言葉

「企業の発展を担うのは、たった一人の天才ではない。
ガンバリズムをもった協調性のある凡才の絆こそ、組織の原動力である」

「成長の陰には必ずハードワーキングがある。ソフトワーキングで成長している企業はない」

「人より頭が悪いと思っている人は、時間でこれを補えばよい。うさぎでない人は、カメであれ」

良くも悪くも、モーレツ主義の人なのである。

「元旦の午前中を除いて、三百六十五日働いている。

夏休みはない。

朝六時五十分には一番乗りで会社に出勤し、夜は九時や十時まで働くのは当たり前だ」

                     
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皆様もご健闘ください。

何卒宜しくお願い申し上げます。

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株式会社 シェルパ・インベストメント 代表取締役 川本 昌寛
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