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清秋の候、皆様ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
シェルパ・インベストメントの川本でございます。
今回は、金融不安が広がる米国において不況克服の研究で先頭に立つ、
米ハーバード大学のジョン・クエルチ教授の言葉をお送りいたします。
ご一読いただければ幸いでございます。
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「日本の経営者の中には不況になると、
様子を見ている人もいるだろう。
しかし、社長が行動を起こさないと企業の発展につながらない。
そして不況は好機と考えることが大切である。
M&A(合併・買収)をするにしても、
株価が低い時期ならば相手の企業を安く買収できる。
普段より安く市場シェアを取れるということだ。
不況の時でも乗り越えようとする経営を続けていると、
景気の変化や自社の変調に敏感になる。
予知能力が高まり、危機の少ない経営が出来るのである。」
こうした指摘を既に実行している日本企業もある。
家庭用プラスチック製品で国内最大手のアイリスオーヤマである。
同社はこれまで生活の変化に対応した製品を次々開発し、
いかなる時代環境においても利益の出せる仕組みを確立することを企業理念とし、
新たな市場を創造してきた。
2007年度のグループ売上高は1750億円に達する。
「不況でも攻める姿勢が、先見性を磨く。
その戦略と行動力は、新たな経営革新への道でもある。」
■ジョン・クエルチ教授
米ハーバード大学教授。専門は経営学。
サブプライムローン問題で米国景気が落ち込んできたこの春に
「不況に勝つマーケティング法」という論文を発表。
さらに著書『グレーター・グッド』を発刊するなど、
経営指南役として一目置かれた存在。
(日経ビジネス 10月6日号/日経BP社)
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何卒宜しくお願い申し上げます。
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