|
|
|
|
|
|
|
向暑の候、皆様におかれましては、益々ご清栄の事とお慶び申し上げます。
シェルパ・インベストメントの川本でございます。
今回のメルマガは、あの有名な「ほととぎす」の俳句から
面白い話をご紹介させていただきます。
ご一読頂ければ幸いでございます。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
天下取りを果たした三大将軍の個性、やり方、歴史的役割を
見事に「ほととぎす」になぞらえた有名な俳句は
誰もが一度は耳にしたことがあるでしょう。
織田信長 【鳴かぬなら 殺してしまえ ほととぎす】
豊臣秀吉 【鳴かぬなら 鳴かせてみよう ほととぎす】
徳川家康 【鳴かぬなら 鳴くまで待とう ほととぎす】
ある人が約八百人の経営者にこれらの俳句を提示し、
「あなたはどのタイプか」と聞きました。
その中でたった二人だけ、自分はどのタイプでもない、
と答えた経営者がいました。
一人は、こう答えました。
「鳴かぬなら それもまたよし ほととぎす」
もう一人は、こう答えました。
「私は俳人ではないのでうまく詠むことはできないが、
その三つのタイプには入らない。」
前者が松下幸之助氏、
後者が本田宗一郎氏です。
人は選択肢を与えられると
その中から選ぼうとし、
他の可能性を消してしまいます。
ふたりは既成概念にとらわれることなく、
自ら答えを出すことができる人物でした。
だからこそ日本を代表する経営者にまで成り得たのでしょう。
歴史の中、企業経営の中から
学ぶものが見えてくるのです。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
今後も何卒宜しくお願い申し上げます。
戻る
|
|
|