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春寒しだいにゆるみ始めた今日この頃、
皆様におかれましては、益々ご清栄の事とお慶び申し上げます。
シェルパ・インベストメントの川本でございます。
今回のメルマガは戦後日本を代表する技術者・起業家の一人、
本田宗一郎の言葉をお届け致します。
ご一読頂ければ幸いでございます。
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本田宗一郎氏の「素直な心」
この松下幸之助氏の観点でいうと、もう一人日本を代表する経済者に、
「素直な心」の持ち主がいる。
それは、自動車メーカー・ホンダの創業者本田宗一郎氏である。
幼少時代に、自動車のガソリンの匂いを好み、走る自動車の後を追いかけたと言われ、
こぼれたガソリンに鼻をつけてクンクン嗅いだとも言われている。
また、海外のある重要な取引先の重役を料亭で接待した時、
その主賓がトイレに入れ歯を落としたと聞くや、
宴席からズボンの裾をまくり、肥溜めに飛び込んだというエピソードがあって、
その気さくで、骨身を惜しまぬ姿勢は、海外の業者をもストレートに感動させた。
ところで、本田宗一郎氏は、「学歴がない」のを見事に看板にしていた。
「僕の特徴は、ざっくばらんに人に聞くということができるということではないかと思う。
つまり、学校にいっていないということをハッキリ看板にしているから、
知らなくても不思議ではない。だから、こだわらずに誰にでも楽に聞ける。
これがなまじっか学校に行っていると、こんなことも知らないんでは誰かに笑われると思うから、
裸になって人に聞けない。そこで無理をする。
人に聞けばすぐにつかめるものが、なかなかつかめない。
こんな不経済なことはない。
(『ざっくばらん』より)
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今後も何卒宜しくお願い申し上げます。
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