|
|
|
|
|
|
|
厳寒の候、皆様におかれましては
益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
シェルパ・インベストメントの川本でございます。
今年初めてのメルマガで大変恐縮ではございますが
この株価暴落の中、何かのヒントになるかもしれないと思いましたので
今回は松下幸之助の経営問答をお届け致します。
ご一読頂ければ幸いでございます。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
「不況に打ちかつ心がまえ」
早い話、今は大暴風雨に直面しているわけです。
その大暴風雨の中を歩いていかないといかん。
そういう危局に、今われわれは立っている。
大暴風雨やから、歩かずに退避するというのも一つの方法やけれど、
まあ今はそれは許されない。
いやでも立ち向かって歩かんならん。
大暴風雨に向かって歩いていくには、それなりの覚悟と用意をしないといかん。
それは、このまま退避することはできん、
どうしてもこの暴風雨に向かって進んでいかないといかんという決意をすれば、
そこに道というものは、つくもんだということです。
私は、歩み方の速度は一定ではありませんでしたが、
歩みをやめるということはなかったと思うんです。
むしろ、私の場合、不況に際して伸びたということのほうが多かった。
それは、幸いにしてうまく処置の道がみつかったということでしょうな。
もし自分に知恵がなければ、先輩にきくとか、あるいは同業の競争相手にもきく。
「弱っておるんや。なんとかいい方法はないやろうか」と、
そこまで腹を割って相談すれば、
同業の競争相手であっても知恵を授けてくれることもあるわけです。
そうした経験を私自身したことがあるし、退くに退けない決意をすれば、
何でもできるわけです。そうすると道はひらけてくる。
こういう精神の確立が大事や、と思います。
そうなると案外ずぶぬれにならずにいくもんです。
方策も自然と浮かんでくるものやと思う。
(PHP総合研究所研究本部編「松下幸之助の経営問答」より)
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
時節柄、お身体ご自愛下さい。
今年も何卒宜しくお願い申し上げます。
戻る
|
|
|