暑さが益して参りましたが、
皆様ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

シェルパ・インベストメントの川本です。
今回のメルマガは、有名な「親父の小言」でございます。
ご感想など頂けましたら、幸いに存じます。

さて、大聖寺の前住職・青田暁仙氏による「親父の小言」は、
今や日本ではもちろんのこと、外国語にも訳され、
世界中の多くの人の琴線に触れた、すばらしい“小言”です。

暁仙氏を父に持つ、青田暁知氏(現・大聖寺住職)は、
十一歳の時に死別した父から、幼いときに受けた言葉が、
人生の基盤となっていると言います。

「偉くならなくてもいい 立派だと言われる人になるように」

小言にもある「身の出世を願へ」とも共通するこの教えは、
いわゆる「出世」のほかに、「何かに打ち込むことで社会の
役に立つ人」のことを言うのではないか。と、暁知氏は語っている。

              ~雑誌「致知」より 抜粋・要約~

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『親父の小言』 青田暁仙

火は粗末にするな  朝きげんよくしろ
神仏をよく拝ませ  不浄を見るな
人には腹を立てるな  身の出世を願へ
人に馬鹿にされていよ  年寄りをいたわれ
恩は遠くから返せ  万事油断するな
女房のいうこと半分  子のいうことは八九はきくな
家業は精を出せ  何事もかまわずしろ
たんと設けてつかへ  借りては使うな
人には貸してやれ  女郎を買うな
女房を早く持て  難渋な人にほどこせ
生き物を殺すな  年忌法事をしろ
義理は必ず欠くな  ばくちは決してうつな
大酒は呑むな  大めしを喰うな
判事はきつく断れ  世話焼きになるな
貧乏を苦にするな  火事の覚悟をしておけ
風吹きに遠出するな  水はたやさぬようにしろ
塩もたやすな  戸締りに気をつけろ
怪我と災いは恥と思へ  物を拾わば身につけるな
小商ものを値切るな  何事にも身分相応にしろ
産前産後を大切に  小便は小便所へしろ
泣き言は必ず言うな  病気は仰山にしろ
人の苦労を助けてやれ  不吉は云うべからず
家内は笑ふて暮らせ

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今後も宜しくお願い申し上げます。

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